あの場所にたどり着くまで






「じゃあお前のキモチ伝えろ」





「えっ?!」





「お前の悲しい顔なんて見たくないんだよ」



翔太…


「んー…でも」





「大丈夫、俺がついてる」




翔太はいつだってそう。

優しくて、いつでも
あたしの側にいてくれる人。

幼馴染なんて関係ない

だから、あたしは翔太のこと
好きだったんだよね…



けど、今は拓也が好き。

好きで好きで大好きで…

答えは求めない。
けど、好きって事伝えなきゃ
後悔すると思った。




「行って来い!もう帰ってるだろ」





「うんっありがと」






あたしは拓也の家へ走った。