あの場所にたどり着くまで




「そんじゃ、帰りましょうか、もう遅いし」



「うん、」




「俺、送ってくわ」




「え、いいよ、そんな…」




美緒ちゃんは、困った顔で俺をみた。

…こんな状態で1人で帰らせるのはなんか嫌だった、プライドが許さないてきな?笑



「いーや、一緒に帰るから」


最低なコだけど、華を傷つけた張本人だけど俺はこの子の気持ちもよくわかった。

やり方を間違えた…くらいのことだと思う。

不器用なんだろうな、俺みたいに。



「…ありがとう」



美緒ちゃんは、そっと微笑んで歩き出した。