あの場所にたどり着くまで



けど、俺は何もしないし…求めない。

だって、華を幸せに出来なかったし。

だから、後はあの二人をどうにかくっつけてあげたいなと思っている。

これが俺に出来る最後の華に贈る幸せ…なんちって(笑)


「さっ、今日も走るっ!…まっ、見てるだけだけど」



そう言って思い切り廊下を走り抜けて、曲がり角を曲がった瞬間


ドンッ



誰かにぶつかった。