あの場所にたどり着くまで




ーガラー


電気の付いた教室。

扉を開けると、瑠香は机に方杖して少し眠たげな目で


「やぁ、華」



「ごめん、瑠香待ったよね」




「うん、待った。笑」


瑠香はハハッと笑った。




「まぁ、座って座って」



そう言って瑠香は前の席の椅子を引いた。




「うん」



なんか、緊張してるのはあたしだけかな…。



席についた途端、瑠香はあたしの目をまっすぐ見て。



「…最近なんかあったの?」



「え?んーまぁね、色々と」



瑠香は、はぁーと溜息をついた。




「はい、言ってみ。最近の華シンドそうだったから気になってたんだよね」



そんな事、思ってくれてたんだ…

そういうえば、あたし瑠香にたくさん言いたい事あったのに。


相談したかったけど、なんか嫌な自分を認めたくなくて、言えなかった。




「うん、翔太と別れたんだ」




これからは、嫌な自分も認めなきゃ

先に進めないよね。