「お前…何言ってんの?」
蓮は眉間にしわを寄せる。
「ねぇねぇ蓮〜♪そんなブサ子ほっといてあたしと遊んでよ」
(-_-#)……となりのクラスの立川さんだ。
立川さんは蓮の後ろから抱きついた。
むかつく。
離れなさいよ…。
でもそんなこと言っちゃいけない。
立川さんは学校のミス一位。
あたしより美人だし。
「蓮くんには…素敵な女の子たちがいるじゃない。私のことはほっといて……」
そう言ってあたしは席を立ち、教室を出る。
蓮には…あたしなんかよりふさわしい人がいるよ。
だから、
その人と幸せになって下さい。

