「あなた……何考えてるのよ!!自分の職業のこと忘れたの!?」


玉置さんは怒りを抑えきれないという感じで、あたしは何も言えなくなった。


「恋愛は禁止!!わかってるでしょう!?」



あたしは俯く。


そうだよ…。

あたし何浮かれてたんだろ…。


何のために友達を作らないでいたのか…忘れてた。



「………やっぱり学校を許すべきじゃなかったわ」


!!!


「それはっ……」



それだけは…奪わないで…。



「お願いですっ…それだけは……許して下さい…」




小学も中学もちゃんと通えなかった…。



こっちに引っ越して…やっと通えるようになった学校……。