「誰でも取れるとは言ったけど、落とすタイミングくらいは考えないと取れねぇだろ」
蓮は涙を拭う仕草を見せて言う。
なによ。涙出るほど笑わなくたっていいじゃない。
「あー、腹いてぇ。久々にこんな笑ったわ」
蓮は未だに取り出し口の前に座ってるあたしの頭をポンポン、と叩いた。
そしてお金をいれて、「ほら、教えてやるよ。ボタンに手置いて」と言って笑う。
あたしは言われた通りに手を置いた。
「いいか、プッシャーが戻った時に押せよ」
「えっ!?プッシャーって何よ!どうしろと??」
蓮が何言ってんのかさっぱら分かんない。
そう言うと、蓮はあたしの手に手を重ねる。
のーぅ(>_<//)
「ちょ…蓮…「いいから、集中しろよ」
こんな状況で集中出来るかーーっ!!///

