一時間目は、無事?に終わった。
教科書を片付けてると、由季から手を引っ張られ教室を出た。
まだ片付けてないのに…。


「由季?」


「何、アイツ!?」



由季は、鼻息が大袈裟って位鼻で息をしてて何だか怒ってるみたい。



「何か、一時間目の間ずっと優美見てたんだよ!?ありゃ、意地悪ガキから変態に変わっただけだよ!」



私も見られてるのは気付いてたけど、ずっととは分からなかった。
気をまぎらわす為に、かなり集中して授業受けてたし。



「ゃ、やっぱしまた何か…」


「大丈夫!!顔が良いだろうと、女子から人気者になろうと由季が守るからッ!!」

「由季…」



由季に抱き着こうとすると


「誰が顔が良いって?」



真二君登場だ。
真二君は、ちょっと?ヤキモチ妬きだからこの言葉は聞き逃せなかったみたい。



「由季の声がしたから来てみたら…」


「真二が一番だって~」



おーい…2人の世界入んないでよね!?

でも、由季が居るなら大丈夫だよね…うん。


二時間目は、移動教室だったから真二君には後から詳しくって事で別れて私と由季は教室へと戻った。