「ただいま~。腹減った~」 「健は普通に帰って来れないの??」 いつもの会話が聞こえて来てちょっとだけホッとして… 「鉄也君もお腹空いたでしょう。ごはんにしましょう」 「はい。」 穏やかな時間がこんなに安心するもんなんだって改めて実感した。 鼻の奥がツーンって痛くなって、頬を涙が流れ落ちた。 「美羽~!! 手伝って!!」 ママの叫び声までなんだか嬉しい。 「は~い。」 涙を拭いて部屋を飛び出した。