「美羽… おばあちゃん大丈夫だって。 倒れた時に足の骨折っちゃったみたいでしばらく入院するみたいだけど、もう大丈夫って」
「よかった~。」
本当によかったよ。
嬉しいよ~。
「健達、今晩はおばあちゃんに付き添って明日帰るってさ。」
「うん。」
「安心したよな。俺そばにいるからもう少し寝ろ」
「うん。」
鉄兄が握っていてくれる手をただただ見つめていた。
大きい鉄兄の手があたしの手をしっかりと捕まえててくれていて…
「鉄兄、ずっと捕まえていてね」
「美羽が離してって言っても離してやんねー」
「鉄兄… 大好きだよ///」
「誘ってる??」
「バカ///」
「美羽…」
名前を呼ばれてキスをした。
繋がった手に力が入る。



