あっという間にテーブルの上はご馳走でいっぱいになっていく。


 「もうそろそろかしら…」


ママがエプロンを外しかけた時ピンポ~ンっってタイミングよくインターホンが鳴って


 「鉄也ですけど…」


大好きな人の声が聞こえてきた。



ドキドキ… ドキドキ… 胸が高鳴って
改めて好きなんだって実感する。



それだけで幸せな気持ちになる。




と同時に… ヤバい!!って思ってほっぺを叩いて気合いを入れる。