SECRET♥LOVE 元ヤン彼の スィート♥レッスン~同居人は甘々年上狼君~Ⅱ


「おはよう、美羽。」



 「鉄兄… おは うぅ…」



お決まりなんだけど、わかってるけど… たまには最後まで「おはよう」って言わせてくれても…


贅沢すぎる不満って言うんだろうね。



鉄兄の笑顔に、おはようのキスにこんなに満足だって心が叫んでる。



 「鉄兄… いつから起きてたの?? 起こしてくれたらよかったのに!!」



 「お姫様のイビキで目が覚めたからな…」



 「イビキ///!! 嘘!! 鉄兄のイジワル!!」



 「嘘だよ。 かわいい美羽の寝顔に見とれてて起こすのもったいなかった」



 「もう!! 鉄兄のバカ!!///」



思った事を笑顔でサラッと言ってしまう所も…

あたしの感情を上手くコントロールするところも…


鉄兄はやっぱり大人なんだって思わせる。




鉄兄にはかなわない。


あたしだって、鉄兄をコントロールしてみたいよ。