と…
思っていても、運ばれてくる豪華な食事にはやっぱり興奮する。
「美羽は色気より食い気だな。」
そう言って笑いだす鉄兄は、女の子としては憎たらしくて…
「そんなん言うんなら食べないもん!!」
プ~と頬を膨らませてみる。
「誰も、食い気が悪いって言ってないだろ?? どっちかと言ったらもうちょっと太ってくれた方が色々と嬉しいかな。」
「色々って何よ!! また変な事考えているでしょう!!」
「変な事じゃないだろう。 好きだから美羽を抱きたいって想うんだから」
「てっつ にぃ/// ストレートすぎるから…」
「俺、今夜は美羽を寝かせるつもりないから」
「寝ます!! 寝かせて頂きます///」
「覚悟しといて。」
そんなん言われたら… 胸がいっぱいでご馳走が食べられないじゃない!!
寝かせないって///
想像は悶悶と膨らんで、果てしなく膨らんで行く。
あんな事??
こんな事??
鼻血出ちゃうよ。



