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あたしも 話がある。
屋上に 来て。
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優太にそうメールした。
ガタン――――…
優太は すぐに来てくれた。
「皐月……。 俺!! お前を離したくない。 だから、あんな奴と一緒にいるな!!」
「ごめん。 あたし、優太とは
もう 付き合えない。」
あたしには 翔太くんしかいない。
「でも 俺は!! それでもお前が好きなんだ!!!」
「その言葉 もう少し前に聞きたかったよ?? さよなら。」
あたしは 屋上から出ていった。
ばいばい……。
大好きだった人――…。