あたしは渋々ソファから立ち上がってキッチンの前に立った。


キッチンには材料がおいてある。


「ねぇ」


「何?」


「何を作ろうと思ってこの材料を買ったの?」


「いや、だいたい、いつも適当に買ってその材料に合わせて奏が料理してくれるんだよ」


…奏スゲェな、おい。


キッチンには、人参・ジャガイモ・肉・糸こんにゃくが置いてあった。


…本当に適当に買っただけだな…。


この材料ならカレーを作れないこともない。


だけどルーがないから無理。


う~ん…じゃあ何を…










そして…


「…一様出来たよ」


あたしは机の上に作った料理を置いた。


「あ、おいしそう」


「以外に料理出来るじゃん」


「ま、まぁ…味は自信ないけど…」