健太の表情がなくなっていた ということに、 あたしは気づかなかった。 指輪に…広介に夢中だった。 「あの、 佐原とかいう奴か?」 「そうだよ」 自然と笑みがこぼれる。 あたしはきっと幸せだ。 いつまでたっても こんな 幸せだったら良いのに…。