雫の恋

「雫」


「なに?」


ガシ


肩をつかまれる私。なに?なにをするの?


「王様。どんなキスをお望みで?」


笑いながら美南に聞く優斗


「濃厚なやつ!!押し倒して!舌入れてもいいよ!!」


それは世に言うディープキスですな。……って


「やだよ!?ディープキスなんて!!」


「王様の命令は?」


「絶対」


「でしょ?」


美南は鬼じゃなく悪魔でした