雫の恋

「じゃぁ、何が優斗に負けてんだよ!!……あっ…容姿か」

「容姿は置いといて…………精神年齢とか?」

私の精神年齢…いくつだろ?美南からは10歳くらいって…ガキじゃん


「優斗の方が実年齢も老けてんだから仕方ないじゃん」


ガシ


「なんか言ったか?」


「すみません。もう言いません。なのでアイアンクローしているこの手をお離しください」


優斗が私を開放する

ふっ…今のは怖かったぜ…


「行くぞ」


「ハイアイサー」


私たちは車に乗り、パーティー会場へと向かった