「じゃ、チャイム鳴る前に戻りましょうか」




「うん、そだねー」




私は神矢くんの後ろを、
・・・念のため、遠慮しながら歩いていた。










「お、瑠衣じゃーん」



「何してるんー??」





黒髪のメガネ君と、
赤髪の関西弁少年。





どこかで見たような気が・・・