「あの・・・名前教えてもらえますか?」





何故か名前を聞かれた。
一応答えておこうかな、




「・・・池田柚希、3-A。」


「俺は・・・、神矢琉衣です!」






「へえ、そう。」







そっけなく答えてしまった。
神矢・・・くんは、


返事が気に入らなかったのか
顔を少し俯けていた。