「お前の事、好きなんだよ」




「……え?」



これは、本当のことなの?


だって私…


君のこと、ろくに覚えてないし



今だって君の名前も忘れかけてるのに…






「好き、だけど返事は今度でいいから!」





「……」




彼は、私の手を離し、男の子のグループに混じっていきました。