「う~うっ!」 時春からふわふわうさぎを受け取って、ぎゅっと抱き締める。 時春はホッとしてそれを見た。 このうさぎのぬいぐるみは……時春から白羽へのプレゼントで、出かけた先で見つけてあまりにも愛娘にそっくりなそのうさぎを思わず購入した次第で……。 贈ったかいがあるというものか、白羽はいたくこのぬいぐるみを気に入っていた。 これで暫くはもつかな……。と、これに飽きたら何をすべきか…パパは頭をひねるのだった。