「幽霊」 と。 「ぷっ、お前怖がってんのか?」 「ばか、みっちゃんが住むんだから 恐がるのは、みっちゃんよ?」 海はお茶を一気に飲み上げ 「さーてと、俺は帰るか」 時刻は夕方の6時半だった。 朝から来てくれてこんな時間まで 付き合ってくれたのに感謝、だな。