誰も居ない部屋で


帝は、弾くのをやめて
ユキに触れる。

「ユキ?ユキ?…うわぁあぁああっ…」

泣き崩れた帝。

俺も見てられなくて目をそらした。
涙が、止まらなかった。

ちらりと彼女を見ると、
幸せそうに微笑んでいた。