誰も居ない部屋で


俺は調べようとしたが
何かがひっかかりやめた。

「ユキ…彼女は…」

「新しい女か?紹介しろよ」

「うわぁあっ!!
海か…んだよ…驚かせるなって…」

「ゆきちゃんかぁ…どんな美人だ?」

「この世には居ないんだ、もう…」

「は?」

俺は我に返る、

「海っ、俺今なんて言った?!」

「この世には居ない、って」

…何故、そう思ったんだ?