「先生…」 「悪い、待たせた」 「いえ…私より、岩瀬くんを…」 「あいつは…もう、いい」 そう言った先生の顔は少し、悲しそう。 「とりあえず、陸上部のシャワー室借りよう。破片を洗い流さないとっと」 「っ…!先生?!」 身体が浮き、先生にお姫様抱っこされた。 「大丈夫だよ。もう、生徒はいないし、先生方も職員会議中だ」 「でも、破片が…」 「気にすんな。行くぞ」 先生は、陸上部のシャワー室がある方へと歩き出した。