「って、妹尾!?」 名前を呼ばれ、ゆっくりと顔を上げるとー… 「ガラスの破片を被ったのか!?」 「高橋…先生」 走ってきたのか、肩で呼吸をしながら先生が言った。 「ちょっと待ってろ。動くなよ、破片で傷つくから」 「はい」 「よし」 一瞬だけ笑みを見せ、先生は背中を向けた。