「こら!騒がしいぞ!」 そう言いながら教室に入ってきたのは、高橋先生だった。 「…岩瀬、ここで何してんだ?」 すぐに、騒ぎの中心にいた人物気付いた。 「何って、自分の彼女に会いに来ただけですけど?」 「!」 ニヤリと笑った岩瀬と、目があった。 まさかー… 「お前、3年に彼女なんかいたか?」 「いますよ!ね、先…」 やめて!! 泰葉が俯き、そう心から訴えたときだった。 誰かが、岩瀬の首に腕を回した。 「…岩瀬…だっけ?何勝手に人の女に手ぇ出してんの?」