「…っ」 いきなりのキスに驚き、声も出ない。 「ごめん」 「?」 「最近、忙しすぎて寝て帰るだけの生活送ってたから…ストレス溜まってるのかも」 「先生…」 苦笑いしながら言う先生は、生徒の前では絶対見せない表情。 「ダメだな。俺…」 「!。ダメじゃないですよ!先生は…」 「そうじゃなくて…」 先生の右手が、泰葉の頬に触れる。