「「…」」 ソファーに向かい合って座ったが、再び沈黙が二人を包む。 泰葉は真っ直ぐ前を見れず、制服のスカートを握り締め俯いている。 …久しぶりすぎて緊張するー… でも、ちゃんと先生の顔見なきゃ… 「…はぁー」 「!」 大きな溜め息が聞こえ、パッと顔を上げるとー… 「え!?あれ…」 目の前にいた先生がいない。