「あ!!妹尾先輩!!高橋が…」
岩瀬が泰葉たち気付いたのか、大きな声で呼んでいる。
「泰葉、行かなきゃ」
「うん!」
香奈と慌てて向かう。
「岩瀬、何したの!?まさか、高橋を殴って気絶させたんじゃ…」
「何もしてねぇよ!!話してたら、いきなり倒れ込んできたんだ。それに高橋、何か熱いー…」
岩瀬に寄りかかり、ビクともしない先生。
そんな先生の額に、そっと手を触れた。
「!」
熱い!
「泰葉、高橋だいじょうぶ?」
「かなり熱あるみたい…」
「えぇ!?気絶するほど…」
「岩瀬くん、先生のそっち側持って。香奈は職員室に行って、養護の先生に保健室に来るように伝えて」
「わかった」
そう返事をすると、香奈は職員室へ向かって走って行った。
「じゃあ岩瀬くん、行こう」
残った岩瀬と泰葉で、先生を保健室へと運ぶ。
「妹尾先輩のお願いだと断れないじゃないですか…」
溜め息をつきながらも、岩瀬は協力をしてくれる。



