「はぁ…はぁ…」
「はぁ…っ」
通った改札を再び通り抜け、ひたすら走り続けた。
ここまで来れば大丈夫かな?
走り着いた場所は、駅から数百メートル離れた公園。
「…いい加減、手離せよ」
「あ、ごめん…」
必死に掴んで離さなかった腕を、慌てて離した。
「たく…余計なことしやがって」
…あ…
「…ごめん」
岩瀬くんに関わるなって、先生に言われてたのに。
また、迷惑かけちゃー…
「…あはは!」
「!」
突然、岩瀬が笑い出した。
「?」
何で笑い出したのかわからず、岩瀬を見つめた。
え…何か私、変なこと言った?
謝っただけだよね…



