「けどこれ以上、妹尾に何かしたら許さない」
ドクン。
真っ直ぐ岩瀬と向き合い、先生が言った。
先生ー…
「バレたら、妹尾先輩も処分ありますよ?俺が何かしなくても」
「それは…」
笑いながら正論を言う岩瀬に、先生は追い詰められているように見える。
…助けなきゃ。
「…先生が処分を受けるなら、私も受けます」
先生を、助けなきゃ。
「だからこれ以上、先生を苦しめる人は私が許さない」
先生の隣に立ち、真っ直ぐ岩瀬を見た。
先生と私の恋は、バレたら簡単に終わってしまう。
始めからわかってるー…わかってるからー…
少しでも、先生を守りたい。
最後まで、私は先生から離れない。



