あの日…
奏は千春さんに会ったのかな…
日曜も一緒にいたのかな…
部屋に入れた…かな…
奏…
会いたいよ…
今…何を考えてる?
少しはあたしの事考えてくれてる?
−−−−−−−
「奏!!」
「…うっせ〜な!なんだよリョウ。」
「お前一日寝てたな!
今日なんでちあきん〇まのトコ行かなかった?」
「…眠いから」
「あ…もしかして喧嘩?それとも破局?」
「うっせ」
「別れてくれたら俺的には嬉しいけど♪」
「どうせ、コンパのメンツ足りないから来いとか言うんだろ?俺はいいわ…あぁいうの苦手だし」
「ちがう♪」
「じゃなんだ?俺と過ごす時間が増えるからか?
ばぁ〜か!男同士でキモいからやめてくれ」
「アホかお前…」
「んじゃなんだよ?!」
『俺、ちあきん〇ま狙っていい?』
「……は?」
「俺、真剣に口説きにかかるよ?さっきもちょっと口説いて来たんだけど…」
ガタッ!!
奏は教室を飛び出した。
「…ッチ…あいつらまだ別れてなかったか…」

