5月。

雷太が居ない学校生活にも慣れた。

あたしたちは相変わらずのラブラブで、身体を重ねる回数も増えてた。

慣れた訳じゃないし、未だに恥じらいはあるんだけど、雷太とする行為がとても自然になってて、ちょっと大人になった気がしてた。

雷太は、あたしをとても大事にしてくれて、お年頃だし、きっと会う度にシタイんだろうけど、我慢してくれてて。

あたしは、そんな雷太をますます好きになっていった。


学校帰りに雷太の家に寄った。

「ねぇ雷太。学校ど?」

「ん〜楽しいけど、千秋が居ないからやっぱ淋しいなぁ」

「あたしも。雷太が居ないの淋しいよ…」

「千秋、学校で男と話したりする?」

「え?まぁ、世間話くらいは…でも、監視役がいるからね」

チラっと雷太を見る。

「太一が千秋と同じクラスで良かったわぁ〜他の男が千秋と話してるのとか許せないし」

雷太もあたしをチラっと見た。
なんか雷太可愛い…

「雷太は学校でどんな話してるの?」

「俺〜?ん〜」

雷太はあたしの様子をみながら話してきた。

「彼女の話とか…かな」

「あたしの話したりするの?」

「するよ×2!プリクラ見せて、コレ俺の女〜可愛いだろぉ♪みたいな」

「へぇ〜♪なんか嬉しい♪」

「あとは…エロ話ばっかだな…教室にエロ本が散ってるし」

「え゛?そうなの?」

「男子校ですから♪」

そう言いながら雷太はあたしの制服のボタンを上から順番に外していった。

あたしは雷太の首に腕をまわして、それを受け入れた。


「あ。千秋…今日ゴムねぇや…」

「じゃダメじゃん…」

「ん…でも俺シタイ…かも。今日はナシでいい?」

「え〜大丈夫?!」

「大丈夫!学校のヤツらなんてみんなゴムしてないらしいし…」

「そうなの?!」

あたしは驚いたけど、雷太はそのままあたしに覆い被さった。


「…千秋…好きだよ…」



あたしはそのまま雷太を受け入れた。