赤ずきんは何か考えていたようだが段々その顔が笑みに変わっていくのが分かった。
喜ばせてやれて本当に良かったと自分のした事に誇りと達成感を心地良く感じ、浸っていた。
すると赤ずきんがこっちを向いた。
「ありがとうオオカミさん!!」
周りに花が舞っているような可愛いらしい笑顔。
それが赤ずきんの笑顔だと認識するのに時間がかかった。
最初に見た笑顔に少し思考が止まっていたから…いや、止まっていたのはそれだけじゃない。
息も体の動きもなにもかも止まっていたと思う。
そして体が元に戻った今一番動きが激しい自分の左胸の奥。
手を当てなくても体を伝わって分かるほど大きく速い心臓の鼓動。
喜ばせてやれて本当に良かったと自分のした事に誇りと達成感を心地良く感じ、浸っていた。
すると赤ずきんがこっちを向いた。
「ありがとうオオカミさん!!」
周りに花が舞っているような可愛いらしい笑顔。
それが赤ずきんの笑顔だと認識するのに時間がかかった。
最初に見た笑顔に少し思考が止まっていたから…いや、止まっていたのはそれだけじゃない。
息も体の動きもなにもかも止まっていたと思う。
そして体が元に戻った今一番動きが激しい自分の左胸の奥。
手を当てなくても体を伝わって分かるほど大きく速い心臓の鼓動。

