学校が終わり街に出た。 「ねぇ」 「占い師ってどの辺にいるの?」 辺りを見渡して考え込む。 「たしか、このあたりのはずなのですが」 光が右側の細い道の隙間を 見ると占い師がいる。 香織の肩を叩く。 「あれ!」 「占い師じゃない?」 香織が振り向くと 「確かにあの方ですわ」 「行きましょう」 占い師の場所に向かって行った。