「よろしく、小春ちゃん♪」



「うんっ!」




南条くんと一緒にいた茶髪くんは椎くんっていうんだって。



健吾と同じくらいの身長で、よろしくできるかもしれない。


だって背高い人、怖いもん。





あ、そうだ。



椎くんと握手を交わして、隣にいた南条くんに目を向ける。




「南条くん、南条くん。」



「あー、よろしくな?」



「うん!一緒になれて嬉しい!」



「―――っ、」



「また、この子は…」



「小春のバカ…」




寝る時間は減っちゃうけど、楽しい合宿になりそうだ!