「俺は、…」 健吾はなんでそんな悲しそうなんだろう。 さっきまでぎゅーって、戻ってくれたって思ったのに。 ――なんで離しちゃうの。 「他の奴と――「おーい、まだ決まらねーのか?」 先生の声が聞こえたけど、健吾がまだ… 「あと誰残ってんだ?」 「俺たちまだ2人でーす♪」 遠くから聞こえた声に視線がいっちゃうのは、こっちが3人で。 その声は、いつも南条くんの近くにいる人だったから。