天使な彼女×悪魔な彼氏〈パート1〉

「雪乃さんは、僕と組むんだよ」

声の主は桃哉君でした。


「桃哉!ずるいぞ」

「てめーら、うっせーんだよ」


ボソッと何か聞こえました。


なんでしょう。


男の子たちは顔が真っ青になっていました。

どうしたのでしょうか。


「きゃっ」


腕をつかまれたかと思ったらどこかに連れていかれました。