その後、2日にいっぺん位マサキさんの店で飲むようになった。

村さん達とも仲良くなり、いつも騒いで、
ストレスを解消していた。

でも楽しい分、ちょっと割高で...。

しばらく通うとマサキさんが定額制にしてあげると言ってきた。

安くなったようであんまり変わってないようで。
お金がなくなれば、店長とか上の人を引き連れて行った。

行けば二日酔いなので、
それをさとみに言えば、
怒られるので、
飲み行ってるのは、
あまり言わなかった。

ある時、さとみと電話してると、

「なんかさぁ何気に太いお客さんがいるんだけど、めんどくさくて金曜も同伴なんだぁ。」

「ふ〜ん。同伴ってどこ行くの?」

「隣町にできるカラオケスナックみたいなとこ。」

「同伴でカラオケスナックねぇ〜。」

そんな会話をしていた。

相変わらず、電話を切ろうとすると怒る。

なんとか電話を切り出勤。
気がつけば、神田と橋本はとんで僕も最近は掃除をしている。

営業が始まり外へ出る。
村さんとマサキさんが店の外を通ったので
つかまえた。

「いつも行ってるんで、たまには来て下さいよ〜!」

「たまには行くか。」

と店に来てくれた。
1時間して2人と出てきた。

「もう帰るんですか?」

「お前のせいで開店が1時間遅れただろ。じゃまた後で!」

意味ねーじゃん。

営業終了後、久保田を連れて、
店へ行く。
村さんはいなかった。

「上原〜。やっぱ来たか。」

「んじゃ帰ろう。」

「うるせー。早く座れ」

最近マサキさんは愚痴る。
前は僕らの愚痴を聞いているだけだったが
マサキさんもストレスたまってんだね。

「そう言えばさぁ、うちの2号店が金曜日オープンするんだよ!時間あったら行ってみ!」


「時間ないの知ってるくせに。」

そんな話しをしながら今日も泥酔。

さてさて帰らなきゃ。