『お疲れ様!これアドレスね!いつ休みなの?』


さとみちゃんじゃ〜ん!
ってさっそく営業ですか。

『基本的に平日!』
素っ気なく返す。

メールは返ってこなかった。
まぁそんなもんだろ。

「おい。エロ顔してるぞ」
って流し目で見てくる麗奈さん。

「してねーし。早くカード配ってよ。」

と、平然を装う。


「勝手に進めないでよ!ついに彼女できたの!?」

何故かこの子達は僕の恋愛に興味深々みたい。

「彼女できたらしいよ!さとみちゃんでしょ?」


まだ腫れてるほっぺをさすりながら店長が口をはさむ。


「はいはい。」


僕は冷たくあしらった。
からかわれると
説明するのも面倒くさくなっちゃう。

ゲームに戻っても
チクチク突っ込まれたが
全てあしらってやった。

3時間もウノやってたら
みんな泥酔。
ズルしてもわからないし
いつも誰かが途中で帰ってもわからない。

ってコトで今日は途中で
帰った。