『寛貴くん、私たちは少し出ているからふたりで居なさいね…』



おじさんはおばさんを連れ、ふたりきりにさせてくれた




「美咲!!俺だよ、寛貴だよ?!そばに居るから!!わかるか?!聞こえてるか?!」




『…ヒ…ロ…』



「ん?」



『…ごめ…ん…ね』



『…こ…んな…はず…じゃ…なか…ったの…に…ご…めん…なさぃ…』



「もぅいいよ美咲。俺、怒ってないからさ…」