窓から暖かな春の日差しが差し込む。 二度寝したいという衝動に駆られながらも、私はベッドから起き上がった。 今日は大学の入学式。 どんな出会いが待ち受けているのだろう―… 不安と期待に胸を膨らませながら、私は入学式の準備を始めた。 胸元まである髪の毛の毛先をコテでくるくるとゆるくMIX巻きにする。 丁寧に化粧をして、つけまつげを付ける。 仕上げに香水ではなく、ボディーミストを纏う。 「…よしっ」 入学式には、まだ家を出るには早い時間だけれど、私は家を後にした。