彰と央姫の結婚式が屋敷内で執り行われた。


美しい蒼のチャイナドレス姿…央姫。


キャバクラ『プリンセス』の長きに渡りNO1を誇っただけあってその花嫁姿は堂々たるモノだった。


同じく蒼の唐装姿の彰。



衣には蒼い龍の空高く昇る姿の刺繍が縫い込まれていた。



央姫は幸せそうに笑っていた。
逆に彰は少し緊張気味で怖い顔になっていた。



「……陽女華…日本に戻ったら…俺たちも式を挙げよう~♪」


「光さん??」


俺は隣で羨ましそうに二人を眺める陽女華に囁いた。