陽女華は俺の顔を見つめる。



俺は陽女華が居なくなってーーー



本当に血眼になって街中を探し回った。



俺は復讐の為に利用するとか…そんな考えは当に捨ててしまった。


純粋に陽女華を愛してしまったから。


「どうした?行くぞ!!聞こえないのか?」


「陽女華は俺の女だ!!紫岐様は誤解している…こいつは洵の女じゃない!俺の女だ!」


俺は無礼を承知で紫岐様に隠し持っていた銃を向けた。