3代に渡り…ずっと…機会を伺っていたらしい。


 しかし…回生の兆しは見られず…俺たち御子柴組は紅組の下っ端ヤクザで居続
けていた。


 御子柴組の繁栄の為…俺たちの復活の為にも……


 その女は必要と見た。


 「俺も行くぞ…」


 俺はソファーを立った。


 「「「光様が俺たちと!!?」」」



 「そうだ…お前たちをてこずらせる女を見に行く…」