「おとなしくしていれば…殺すつもりはない…」


奥のベットに腰を下ろして…私を紫紺の瞳で見つめる紫岐様。


マフィアには見えない…品のある顔立ち。


私も隣のベットに腰を下ろす。


ジッと私を見つめる紫紺の瞳。


確かに洵さんと同じ瞳の色。


でも紫岐様の瞳には洵さんにはない冷たいモノを感じた。