「お前は光のトコの…」


「こいつは俺ら『朱雀』が送ったスパイや…お前らのしようとしている野望は筒抜けやで~まあ~安心しぃわいは…兄貴らにはチクらへんから~でも…この女はわいの大切な妹やさかい…返してもらうわ~」


安司さんに支えれて…私は立ち上がった。


「……ほな…またな…彰様」


彰さんは私を『朱雀』にあっさりと引き渡してしまった。


助かるには助かったけど…