「そのゲーム面白いか?」


「え、あ…」


「何のゲームしてる?格闘ゲーか?」


「……」
恋愛シュミレーションゲームをしているとは言えなかった。


「…違うのか?」


「言えない…」


私はゲームを止めてケータイを閉じる。


「止めるのか?」


「……」


光さんは本当にヤクザにしてはムダに美形。
その端正な顔で見つめられると…自然と頬も身体も紅潮して来る。